デザインの「好み」と「目的」を分けて考える。
デザインの打ち合わせをしていると、
「こういうデザインが好きです」
「このサイトの雰囲気にしたい」
「もう少しこんな感じにしたい」
といったご要望をいただくことがあります。
もちろん、実際に使われるのはクライアントさんですから、その好みや要望も大切にしたいと考えています。
ただ、ASOVIVAではデザインの話に入る前に、まずその事業の本質を整理します。
何を伝えなければいけないのか。
誰に届けるのか。
その人に、どう感じてもらいたいのか。
まずはそこを、しっかりとヒアリングします。
それは「好み」なのか、「目的」なのか
クライアントさんからいただいたご要望が、最初に整理した目的と少し違うこともあります。
そんなときに考えるのが、
「これは好みなのか、それとも目的に沿った選択なのか」
ということです。
もちろん、できる限りご要望には応えたいと思っています。
ただ、目的に合わないと感じるものについては、正直に「合わない」とお伝えすることもあります。
その上で、クライアントさんが考えていることと、事業として目指す成果、その両方を整理しながら、納得できる着地点を一緒に探していきます。
それが、プロとしての誠実な対応だと考えています。
「なんとなく違う」を具体的にする
デザインでは、
「なんとなく違う」
という言葉もよく出てきます。
そんなときも、そのまま修正を進めるのではなく、
何が違うのか。
何を好んでいるのか。
何を求めているのか。
参考となるデザインや他の作品を見ながら、一つずつ具体化していきます。
クライアントさん自身も言葉にできていなかった感覚が、話していく中で見えてくることがあります。
好みを否定するのではなく、まず理解する。
その上で、商品やサービスの魅力を最大限に伝えられる形へ整えていく。
ASOVIVAでは、デザインを単なる「好き・嫌い」だけで決めるのではなく、その先にある目的を大切にしています。
株式会社ASOVIVA
代表取締役 / アートディレクター
渡辺 哲司